精神的な病である対人恐怖症は、その種類がわかればおのずと克服へとつながります。このページでは、対人恐怖症の自己診断のポイントとチェックをくわしく紹介しています。

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対人恐怖症は精神的な病であり、精神的な病ということは、そのいくつかあるポイントをチェックすることによって、対人恐怖症の種類を自己診断することも可能です。
対人恐怖症の種類がわかれば自ずと克服へとつながることは明白です。
チェックのポイントを挙げるとするならば、大勢の人の前で話す時に声が出なかったり、声が震えてしまう場合は【スピーチ恐怖】と呼ばれたり、
人前であがって顔が赤くなったり、異性の前であがってしまってそれを指摘され、ますます過剰に意識するようになり、人前に出るのが苦手になり、人との接し方に自信がなくなる【あがり症】または【赤面症】と呼ばれるものもわかりやすい例です。
次は【対人緊張】と呼ばれるもので、会社や学校などで自分が孤立した人間に感じて、他人との接し方がわからない。そして他人に対して過剰に意識して緊張や苦痛を感じる、対人恐怖症における典型的なパターンです。
最後は細かいチェックポイントで、視線を感じると落ち着かなくなる【視線恐怖】、他人と話していると極度の発汗を伴う【発汗恐怖】があります。
更に細かくなると、自分の汗の臭いや口臭、身体の臭いが他人に嫌な思いさせるんではないかと気になり、人と接するのが嫌になる【自己臭恐怖】、会社の会議中や学校の授業中に自分のお腹が鳴るのではないかと心配するのです。そのために人を避けたり、食事時間以外にもお腹が鳴るのを心配するあまり、満腹してからじゃないと出かけられなかったりする【腹鳴恐怖】などがあります。
これである程度ポイントを抑えることにより、カウンセリングを受ける前に、自己診断が可能なことがわかったはずです。
緊張や不安を感じて当然の時でも、対人恐怖症の患者の多くは、これを異常なものとか、恥ずかしいことと考え、排除しようとしていることが多いようです。
その為、ますます緊張や不安を強くしてしまうという「悪循環」に陥いることが多いのです。なので、まずは緊張や不安を感じて当然なんだと、受け止めるようにしていくのが、第一歩になるはずです。
対人恐怖症の克服には、森田療法が克服法として挙げられます。森田療法とは、1919年(大正8年)に、森田正馬によって創始された、恐怖症などに対する心理療法です。現在は日本だけでなく、世界的に行われ、いくつも克服例も挙がっています。
恐怖症などの治療に用いられる森田療法は、入院治療が主体ですが、通院治療が行われることもあります。具体的に、治療の流れを説明すると、以下のようになります。
・第一期 絶対臥褥(がじょく)期。まず患者を外からの刺激を受けない個室に隔離し、食事・排泄時以外の活動を制限して、ただ布団で寝ているようにさせ、対人関係を持たせません。
・第二期 軽作業期臥褥時間を減らし、外界に触れさせ、軽作業をさせたりします。
・第三期 重作業期睡眠時間以外は、ほとんど何かの活動をしているという生活にして、肉体的な重作業を行います。趣味なども自由に行えるようにします。このときにはかなり対人関係も進んでいます。
・第四期 退院準備期日常生活に戻れるように、社会生活訓練を行います。この課程を通常約一カ月間かけて行います。その間、患者は日記をつけ、専門医が添削をします。
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